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慢性前立腺炎で苦しんでいる方へ

慢性前立腺炎に対する当院の考え・治療法

慢性前立腺炎とは

慢性前立腺炎は、前立腺炎と同じように、排尿痛や頻尿、下腹部痛、会陰部痛などの痛みや不快感、内腿の張り感を訴える症状です。

 

1995 年米国国立衛生研究所(National Institutes of Health; NIH)により前立腺炎の新しい分類が提唱され 、細菌感染が証明されない慢性前立腺炎は、慢性非細菌性前立腺炎 / 慢性骨盤痛症候群 (chronic non-bacterial prostatitis / chronic pelvic pain syndrome)と呼ばれるようになりました。

 

現在では、慢性非細菌性前立腺炎、骨盤内静脈うっ滞症候群 、慢性骨盤疼痛症候群、慢性骨盤痛症候群 などともいわれています。

 

慢性前立腺炎の自覚部位

古い資料ですが、下記の第219図は、金沢大学医学部 石川太刀雄教授の著書「内臓体壁反射」より引用したものです。点状で標された部位が慢性前立腺炎で苦痛を感じる部位だと記述されています。

上記の図で、ご自分の違和感や痛みを感じる部位はありましたか?

 

当院では、患者様よりいろいろな訴えを耳にします。

 

例えば…

仕事中のデスクワーク時、車を運転中など・・・ジーンと痛くなったりします。

朝起きた時も 「今日1日 辛さはどうだろうか?」と考えなくてもよいことなのに つい、症状に集中してしまう。

毎日 前立腺炎の違和感に意識が集中して心身ともに疲れてしまう。 etc.

 

みなさん、自覚症状に対して精神的にも過敏になりやすい傾向があるようです。

このような状態の時には、脳が敏感になり 本来感じなくてもよい苦痛でも感じてしまう、つまり、脳の誤作動が原因ではないかと考えています。

 

したがって、少しばかりの自覚症状があっても、不安感を強く感じてしまい その結果、より痛みなどの違和感を感じてしまうのです。

薬だけでは治りにくい

医療機関の慢性前立腺炎に対する治療は、抗菌剤、消炎酵素剤、NSAIDs、植物製剤(セルニチンポーレンエキス)などの薬物療法が第一選択であり、文献によれば、これらを併用するものも含めて治療効果は40~60%程度有効であるとされています。

残りの薬物療法に対して反応が悪い方は、西洋医学ではそれ以上の対処の仕方がありません。

 

辛い症状があるのに、「どこに行ったらいいのか、わからない?」…だとしたら、

不安感も生じやすいですね。

 

東洋医学的に診察すると、恥骨上部の腫脹や緊張、腹筋の張り、下肢の冷えや浮腫み、緊張があることが多いようで、当院では下記ような仮説をたて 慢性前立腺炎の鍼灸治療を実施しています。

西洋医学でも、骨盤内静脈うっ滞症候群ともいわれるように循環が悪いのかもしれません。

慢性前立腺炎の原因(当院の仮説)

原因は諸説ありますが、当院では、以下の状況で発症するのではないかと仮説を立てています。

  1. 骨盤底筋郡の過緊張(トリガーポイント)
  2. 排尿筋の収縮力が弱い
  3. 膀胱・尿道の障害
  4. 交感神経の興奮(神経痛など)
  5. 骨盤内の充血
  6. 心身症的な過敏性

 すべてに共通しているのは、

 血流・筋肉の固さ・自律神経…かと思います。

治療
  1. 最初に 血液の循環を改善させ、精神的にも力を抜いてもらうために全身に軽めの鍼灸を施します。
  2. 腰臀部、下腹部に深めの鍼(陰部神経刺鍼)をして、その後 お灸。
  3. 全身を手技療法でほぐして、特に股関節や内腿を丁寧にゆるめリンパの流れを促進させます。(当院では脚を中心に楽健法を実施します)
  4. 生活指導、こころの持ち方などを指導します。

他には、病院で処方される薬も必要だと思います。

決め手になるツボ(ポイント)には 響き が必要!

鍼独特の“響き”という感覚を起こさせます。

 

どのような感覚なのか、ご説明しますので一度ご自身で体験してください。

 

手の人差し指と親指の骨が合わさる部位のやや人差し指のあるツボを合谷(ごうこく)と呼びます。

 

試しに、人差し指の骨側を やや強めに圧迫すると、鈍い鈍痛やその痛みがどこかにジ~ン…と走ることがあります。

 

その鈍痛を、鍼の”響き”といいます。

 

注射のような痛みでもなく、鋭い刃物で切った痛みでもないし、コリ固まった筋肉を押しているようなetc.独特の感覚です。

 

その響きを、鍼を刺入することで故意に起こさせます。

 

ただ、鍼が初体験の方は、みなさんその感覚にビックリされます。
慢性前立腺炎には、“響き”を感じさせることが治療のポイントになります。

治療の重点ポイント

下記の図①②③④のツボを重点的に鍼を施します。

腰部①、仙骨部②には神経や血管が骨盤内に入っています。

また、お尻の割れ目のすぐ横には、③陰部神経が走行しているため、会陰部に違和感がある方には陰部神経に鍼をおこないます。

 

④へそと恥骨間の反応部位を刺激します。鍼を刺入すると、響きが陰茎に感じることもあります。

 

私の臨床経験では、これらの穴(ツボ)には、深めに鍼を刺入して鍼の響きを感じるようにするということ、また、 お灸の瞬間的なチクッとした熱さを感じるさせた方が、無感覚の鍼灸刺激より 効果が高い症例が多かったです。

 

当院では、このような過程で、鍼のひびきを重要視した慢性前立腺炎の治療を実施いたします。

 

鍼灸の刺激(ひびき)で自覚症状に対する身体の感受性を変えることができます。(結果として心身の過敏さも軽減され、同じ症状であっても軽く感じます)

 

また、異常がある内臓の反射は皮膚、筋肉に現れますので、その部位を刺激することで効果が上がります。

来院の傾向 & 心理状態

来院者の傾向

 ▶来院者の年齢      ➡20歳~60歳代
 ▶病歴  ➡数か月~30年ほど
 ▶軽減した日数  ➡3か月~半年間

 

インターネットで検索されて遠方から来院される方もかなりいらっしゃります。

やはり、慢性前立腺炎にお悩みの方が多いのでしょうね。

発症されてから日にちが長い方ほど 治療日数がかかります。

 

通院回数は?

何年も経過している症状は、治療を数回実施して効果を判別するしかありません。

結果が良いのは、週1~2回の通院になります。

あまり、治療の間隔が空いてしまうと生活習慣や体質などでスグ元に戻ってしまします。

 

治り方(患者様の印象)

長年お悩みの方は、治療後、

「今までより軽くなった感じがする。」

「たまに違和感があるけど、なんとか日常を過ごすことができるようになった。」と言われ、治療効果に満足して定期的に通院を続けられる方もいらっしゃいます。

ある患者様は、「通院していると安心感がある。 サプリメントを飲むような感覚で通院しています。」と、話された方もいらっしゃいます。

 

心身共に参ってしまっている方が来院されます

今まで診てきた経験上 長年患われている方は、苦痛に対して脳や身体が過敏状態(自律神経失調症)になっています。

  • つい自覚症状に気持ちが集中してしまい、いつも モヤモヤとした不安感を感じる…
  • 仕事をしていても、車を運転中でも、たえず症状のことを考えてしまう…
  • 仕事や日常を過ごしながら、暇さえあれば苦痛に意識が集中してしまう…
  • 朝起きるとスグに前立腺の不快症状に意識を集中させてしまい、落ち込むことが多い…

これでは、脳に負担をかけ過ぎて精神的にも疲れてしまいます。

何年もお悩みの方には、当院の治療と共に専門医が処方する安定剤、抗うつ薬、αブロッカー、漢方薬を服用することをお勧めしています。

 

また、睡眠の質の悪い方は、寝ている間に脳も休むことができないために、睡眠導入剤なども病院で処方してもらいましょう。

 

特に男性に多いタイプですが、苦痛なのは  “こころ” ではなく身体の病気だ!と、かたくなに 心療内科や精神科を受診されることを拒否される方も多いものです。

 

でも、苦痛を感じとるのは目に見えない心ではなく、脳(神経)なのです。

 

とりあえず、脳(神経)の感受性を少しばかり弛めましょう。(薬だけでは治癒にいたらないと思います)

その後、薬を使って脳を休ませている隙に、鍼灸治療で身体面からアプローチをして慢性前立腺炎を軽減させていきます。

 

いろいろな治療法があると思いますが、確実性の高い治療法がない現在、ライフ治療院の総合治療を選択肢の1つに加えてみませんか。

 

 

 

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