自律神経失調症・慢性前立腺炎・円形脱毛症・慢性上咽頭炎・目の疲れ・首こり・肩こり・腰痛が得意な鍼灸・マッサージ院
名古屋市緑区の鍼灸整体院 - ライフ治療院

検証①自律神経を調整する

" 自律神経失調症 "

2020-08-11

実験)瞳孔の大きさを測定する

目の瞳孔は、交感神経が興奮すると広がり(大きくなり)、抑制すると小さくなります。

例えば、急に誰かに「ワッ!!」と驚かされた時には、ビックリして目を大きく見開き、心臓の鼓動も強く打ちつけますね。

交感神経が興奮すると、このような状態になります。

瞳孔の直径(大きさ)で交感神経の反応がわかります。

医学博士 小田博久先生の実験でご説明します。

 

実験)瞳孔直径測定器:イリスコーダーにより、瞳孔の直径を

①鍼を刺入する前

②刺激中

③後…と比較観察しました。 

 

◎瞳孔直径測定器:イリスコーダー

【実験】
人数:5名

刺激部位:上天柱(後頚部のツボ)画像の赤丸

方法:10秒雀啄(刺激)  瞳孔の直径をイリスコーダーにより測定しました。

 

【結果:データー】

◎刺鍼前(Before 60 sec) :瞳孔

◎刺鍼中 (Needling 10 sec) :刺鍼前よりも瞳孔直径は大きくなる

交感神経:興奮

◎刺鍼後 (After 60~180 sec):刺鍼前よりも瞳孔直径は小さくなる

交感神経:抑制

 

※下記の折れ線グラフを参照

【結果:データー】

鍼の自律神経に対する効果は…

以上の実験結果から…

  1. 刺鍼中は、交感神経が興奮します。
  2. 鍼を抜いた後は、交感神経が抑制されます。
  3. しばらくして交感神経がゆるやかに興奮します。

 

このように、鍼刺激で交感神経を緩やかにゆらし、調節的に作用させることで、自律神経の働きを正常に戻します。

つまり、鍼を用いて自律神経を少しばかり不安定にさせます。

そうすると、生体は正常に戻そうとする調整力が働きます。

そのような働きを臨床で応用しているのが、鍼灸になります。

この記事を書いた人

ライフ治療院院長 予約制052-877-5791
国家資格保持者による、はり灸・マッサージ・整体をいたします。

【国家資格】

◎あん摩マッサージ指圧師
◎はり師

◎きゅう師
【認定】

鍼灸心理師 良導絡専門師

カテゴリー: 自律神経失調症.
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