愛知県・名古屋市緑区の鍼灸整体院|自律神経失調症・慢性前立腺炎・円形脱毛症・不妊・目の疲れ・首こり・肩こり・腰痛が得意な鍼灸院
ホーム
オフィシャルブログ

腰痛について

" 腰痛 "

2009年1月20日

ライフ治療院では、腰痛の原因を以下の5つの条件から選別して治療しています。

今現在お悩みの腰痛は、1つの原因かもしれませんし、いくつか複雑に原因が絡み合っているのかもしれません。

  1. 姿勢・体型が原因の腰痛  (重力の影響で負荷がかかる)
  2. 虚弱体質が原因の腰痛   (体質的に筋肉の質が悪く、持久力がないもの)
  3. 心理ストレスが原因の腰痛 (交感神経の緊張により筋肉がこわばるもの)
  4. 内科的な病気による腰痛  (病的な内臓の反射による体表の痛み)
  5. 上記以外が原因の腰痛

 

このような原因で、筋肉(筋膜)・関節(関節包)に負担がかかり腰痛となります。

また、もう少し、局所的なことをいうと 最近の研究では、筋肉を覆う”筋膜”、骨を覆う“骨膜”、関節の潤滑油を貯めている“関節包”に問題がある場合に痛みが発生しやすいということが分かってきました。

したがって、骨・関節の変形があるから! ヘルニアがあるから!…腰痛になるわけではありません。

 

さて、今回は 1. 姿勢・体型が原因の腰痛について、骨格・筋肉から考えていきたいと思います。

 

日本では古来より精神力の向上・健康維持に姿勢の重要性について語られてきました。

 

現代では、町中の道端や店先でもしゃがみ込んでいる若者達をよく見かけるようになりました。

 

私たちが学生の頃は、しゃがみ込んでも、お尻を浮かせていた(ヤンキー座り?)のが、最近の中高生は地面に直接お尻をつけしゃがんでいる(ジベタリアン)ことの方が 多いようです。

 

実際、コンビニの前の中学生、高校生らしき人達は地面にお尻を落とし、胴を丸めて、長い脚をなげだして、おしゃべりや、飲食をしています。

 

何かが違ってきたのですね。

 

下記の昭和初期の古い写真を見てください。

 

上は「力士と青年」、「人力車を引く若者」、下は「フランス人と日本人の相撲の取組み・・・」ですが、どのように感じますか?

腰と腹の安定

ボンジュール・ジャポン  新評論 より引用

 

平成時代を生きる我々より 腰・下腹・脚などの下半身がしっかり安定したイメージを持たれませんでしたか?

 

日本人の力士と比べると、フランス人(下左端)は 腰高でどことなく下半身がしっくり落ち着いていませんね。

 

現代の若者のようです。

 

では、当時の日本人のように下半身を安定・充実させるためには、どうすればよいでしょうか?

imzazen2

日本の精神修養法の一つ、座禅では、座布という座布団を坐骨の下に敷くことで、腰椎と仙骨(骨盤の骨)に角度をつけ(腹部側が凸になるように腰椎を前湾させる)、その結果 丹田(下腹)に気力を集めることで精神を統一します。

 

このように腰椎の前湾をつくることで上半身の力が抜けて腰・下半身が安定するのです。

 

 

 

次に、なぜ腰椎の前湾があると 腰や下半身が安定するか考えてみましょう。

 

背骨(椎骨)は積み木が縦に積み上げられたような構造をしています。その1番テッペンに重い頭がのってバランスをとっています。

 

問: さて、みなさんに質問です!

 

もし、積み上げられた積み木(椎骨)の上から重力(体重)をかけながら揺さぶったとしたら どのようになるのでしょうか?

image-hajikidai

 

答: もう、お解りですね!

 

図のように、揺さぶられると 1つづつの積み木(椎骨)は四方にあるいは外にハジき出されてしまいます。

 

以上、積み木を脊柱に例えてご説明しましたが、積み木と人間の脊柱(椎骨)には決定的違いがあります。

 

それは何かといいますと、椎骨の背面には椎間関節という関節があるということなのです。

 

image-sekitilyuu

椎間関節があることで、頭部の重力が脊柱にかかり自由に動いたとしても、椎骨は四方にハジき出されず、安定した位置を保つことができます。

image-sebone1

 

上記の図のように、腰椎が生理的な湾曲があれば椎間関節の間が狭くなり関節が動きを制御し安定します。

 

その結果、脊柱を支えている筋肉や靭帯、椎間板にも負担が軽減され腰痛予防にもなるのです。

 

では、腰椎に正常な前湾がない不良姿勢の場合は、どうなるのでしょうか?

imagee38080akusisei

腰椎の前湾が減少・後湾すると椎間関節が開き関節としての機能が低下します。

 

つまり、不良姿勢になると椎間関節がグラグラと不安定になるために、周りの筋肉、靭帯が関節の代わりに脊柱を支えます。

 

その結果、過度な筋疲労(こり)がおこりやすくなります。

 

また、椎間板にも直接の圧迫が持続的に加わり椎間板ヘルニアにもなりやすい状態になります。

 

長年の不良姿勢で筋肉、靭帯も柔軟性が失われ、腰椎の動きや関節の弾力(関節の遊び)も減少してしまいます。

 

そのような状態で不幸にも何度も腰痛を発症すると、1番重力の影響を受けやすい腰椎4-5番、5番-仙骨間の椎間関節の靭帯がゆるみ、同時に椎間板にも亀裂が入り、不安定な腰椎(不安定椎)になります。

 

例をあげると、足首を何度も捻挫すると靭帯がゆるみグラグラの不安定になってしまいますね。

 

このような不安定椎になると、くしゃみをしても、急に振り返っても、車から降りる時にも、気を抜いた動作時に腰痛(ぎっくり腰)になりやすく注意が必要です。

 

以上が姿勢・体型が原因の腰痛の概念です。

このように悪い姿勢や日常生活の負担が、筋肉をこわばらせるために、筋を覆う”筋膜”、骨を覆う“骨膜”、関節の潤滑油を貯めている“関節包”の周りの血行が悪くなり、膜組織のひきつれや柔軟性の無くなった状態が腰痛として あなたを苦しめているのです。

※ したがって、骨の変形、ヘルニアが原因ではなく、その周りの膜組織の問題だと覚えていて欲しいと思います。

 

 


この記事を書いた人
カテゴリー: 腰痛.
  • 052-877-5791
  • アクセス
  • お問い合わせ
  • ブログ|カレンダー
    2017年12月
    « 11月    
     123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    25262728293031
  • ブログ|カテゴリー
  • ブログ|アーカイブ
  • お気に入り
Twitter