元祖ライフ治療院は当院です！

最近HPを閲覧していると、全国にライフ治療院や〇〇ライフ治療院など、屋号が似た治療院もちらほら見受けるようになりました。　そのような影響なのか、ここ数年、他の「ライフ治療院」とお間違いになられてお電話をいただくことがあります。

お電話でのやりとりは、このような感じです。

☎：プルプルプル（電話の音）

患者様：「もしもし、ライフ治療院さんですか」

院　長：「はい、ライフ治療院です」

患者様：「**（お名前）ですが、〇月〇日〇時に予約が入っていたと思いますが、その日はキャンセルをお願いします」

院　長：「かしこまりました」

スグに、私は予約表から該当のお名前を確認するのですが、「あれ！ない？？？」

院　長：「〇〇さんですよね、お名前が見当たらないのですが？？？」

患者様：「えっ！？…」

患者様：「そちらは、〇〇のライフ治療院ではないのですね。」

院　長：「いいえ、名古屋市緑区のライフ治療院です。」

☎：「間違えました！」…と、電話を切られます。

他には、当院は往診を実施していなのですが「往診ができると聞きました、お願いできませんか…」というお問い合わせもあります。

数々のお問い合わせの中で面白かったのは、「〇〇にもライフ治療院がありますが、そこで修行されたお弟子さんですか？」とも言われたこともあります。

当院が「ライフ治療院」と名前を命名したのは、昭和63年頃で、病院を受診するまでもないが、日々の生活で不調を自覚して辛い毎日を送っている…　このような症状に対して、治療を施し楽になっていただけるような治療院を運営しようと、クオリティ・オブ・ライフ（英: quality of life、QOL：生活の質の向上）：のライフから屋号を名付けました。

私は、鍼灸やマッサージ、漢方薬などは、難病・奇病を対象にするものではなく現代医学の隙間を補完するものだと当時から考えていました。

もちらん、現在までその思いは変わっていません。

当時は、今のようにインターネットも何も無かった時代でしたので、県図書館に出向き、各都道府県のあん摩マッサージ指圧、鍼灸業の電話帳のページから同じ屋号が無いか調べてから治療院名として採用しました。

これも、地域の競合秩序を崩さないように私なりに考慮したつもりです。

常連患者さんにこのような事をお話しすると、冗談まじりに「ライフ治療院も真似されるほど有名になったねぇ」

「やっぱり、今の時代は商標を取ったら…」と、アドバイスをいただくこともありますが、私はその件についてはおおらかに考えています。

開業時に保険所に届け出をする時には、業務名を明記しなくてはいけないと言われましたので、登録名は「はり・灸・指圧ライフ治療院」としました。

昭和63年自宅の一室でライフ治療院は誕生しました。

その後、平成2年名古屋市緑区桃山のビル１階のテナントでライフ治療院は公に活動を始めました。

平成14年に名古屋市緑区横吹町に移転をしています。

おおよそ開業してから30年ほどになります。

年数だけを数字で見ると長いですが、私の感覚では「あっと！」言う間の30年です。