鍼灸カウンセリング協会講習会に参加しました

2009年05月24日

e4b8ade5b79de699b63名古屋市東区 『ウィルあいち』 で
私が事務局を務めている 鍼灸カウンセリング協会の講習会が開催されました。

今回は、中川 晶 会長(大阪産業大学教授・心療内科医師・なかがわ中之島クリニック院長)のNBM(ナラティブ・アプローチ)の ご講演と会員相互のロールプレイを行いました。

現在当協会は、中川会長の指導の下、NBM(Narrative Based Medicine ナラティブ・ベイスト・メディスン)を勉強しています。

NBM(ナラティブ・アプローチ)は、中川会長がナラティブの本場イギリスに留学中にジョン・ローナー教授より勉強されたもので、鍼灸の分野では当協会がいち早く取り入れています。

今までの医学には、EBM(Evidence Based Medicine エビデンス・ベースド・メディスン)という患者さまの訴える症状を客観化する(医療者側からの医学的な論理)風潮が主体でしたが、治療は論理的で間違いないはずなのに治癒に至らない患者さまが多く存在するという矛盾点も存在します。
特に慢性的な症状、ストレス病、難病などに多い傾向があります。

そのような症状は、検査の結果で証明されることがらだけではなく、患者さまの主観(辛い感情/不安感/いらだち)も同時に持ち合わされているために、医学的な処置だけではむずかしいのは当然のことだと思います。

そんな時に、ナラティブという患者さまのうちにある病気物語を考慮した治療戦略をたてることが、より治療を効果的にすることができるのです。