院長のブログ

直流電気鍼のコツ

1月12日(木)に、東京の首都医校 森川和宥 先生に 直流電気鍼の手ほどきを受けました。

大阪医大麻酔科、鍼灸大学助教授、鍼灸専門学校校長などを歴任された先生です。

会場は、師匠の勝野由睦 先生の治療室をお借りして行われました。

特に 森川先生は、直流電気鍼の経験とノウハウ、それに裏付けされたテクニックは鍼灸業界一だと思います。

先輩の貴重な技術の集積は、臨床家の宝ですね。

いろいろとご指導いただき有意義な一日となりました。

臨床家は一生勉強ですね。

 

蒲郡市のラグーナに行ってきました。

12月22日(木)に 「ラグーナ蒲郡」にイルミネーションを見に行きました。

最近のブログは、なばなの里といい イルミネーション続きですね。

16時頃に到着したので、「おさかな市場」で海鮮かき揚げ丼をいただき ブラブラとショッピングモールを見て周り イルミネーションと花火が開催される
時間まで過ごしました。


☆入口にあるイルミネーションです。


☆花火が上がりました。

デジタルカメラで写したのでちょっと暗い画像になってしまいましたね。

完全防寒で着ぶくれて見てたのですが、海辺も近いこともあってそれでも寒かったです。

 

ところで、イルミネーションと話は違うのですが、当院の患者様も蒲郡市から通院されている方もいらっしゃいます。

私は院内で待つだけですが、遠方から来院されている患者様のご苦労もあらためて道中に実感しました。

そのご期待に応えるべく治療を頑張りたいと思います。

肩こり、腰痛に直流電気鍼:良導絡講習会から

12月18日(日) 日本良導絡自律神経学会中部支部の講習会がありました。

当日は中部支部総会と、残りの時間は10月の学術大会で発表された先生に講演をお願いしました。

その講師の一人である 引山はり灸院 山田隆文 先生は、直流電気鍼による理論と実技を披露されました。

下の画像は、首都医校 医学博士 小田博久 先生が犬に直流電気鍼をしてその部位の組織を電子顕微鏡で見た画像です。

小田先生は、鳥取大学医学部麻酔科教室で、皮膚の電気抵抗や直流電気鍼を研究された業界で唯一の研究者です。

山田先生は、この画像について以下のように詳しく説明されました。

鍼を刺入すると、組織が傷つきます。

その傷を修復するために生体は血管を広げ充血させます。その結果として筋肉がゆるみます。

ですから鍼をうつと、「肩こりが楽になった…」「腰痛が軽減した…」と自覚できるわけです。

画像の黄色の線は、組織に刺入された鍼の輪郭です。 (黒色の部位は、部位を特定するためのマーキングの墨だそうです)

その端に赤丸で示しました少し色が変わった組織があります。(黄色の線と赤丸は私が記入しました。)

 

 

その組織は、直流電気により組織が溶けだしたもので、蝋用(ろうよう)化変性といわれ 鍼を刺入する機械的な刺激では見られない現象です。

また鍼にマイナスの直流を流すことで、鍼の周囲の組織はアルカリ性に変化します。

このような変化は低周波など交流を使った電気鍼にはみられない反応で、マイナス電気を使用する利点でもあります。

学術の分野でも、古くから外科医療の中に、骨折部位に直流電気(マイナス)を通電する処置法があったり、最近では明治国際医療大学が「再生医療と鍼灸」として報告されています。

エステでも、鍼のように組織破壊はできませんが、マイナスイオン(直流マイナス電気と同じです)を美顔や美肌のために使いますね。 

これも皮膚の新陳代謝を高めるからです。

組織破壊といっても、たかだか細い鍼の刺激ですし、電気といってもビリビリ感電するわけでもありません。

人体にとっては副作用はありませんのでご安心を…。

当院が直流電気鍼を多様する理由は、通常の鍼(はり)で20分かけて得られる効果が直流電気鍼を使えば、わずか7秒で同じ効果が出せるからです。

もっとわかりやすく言えば、短時間に自然治癒力を旺盛にして凝り固まった筋肉をゆるめ基礎代謝をあげることができるからです。 

なばなの里のイルミネーションを見にいきました。

12月15日(木)三重県桑名市の なばなの里に、ウィンターイルミネーションを見に行きました。

当院のある緑区からは、伊勢湾岸自動車道を通り、湾岸長島ICをおりて“なばなの里”に到着するまで40分くらいです。

湾岸道路が開通する前、国道23号線や1号線から行っていた頃と比べると、便利になりましたね。

会場は木曜日の平日とあって予想していたより混雑はしていなかったです。


ベゴニアガーデンです。 


光の回廊「華回廊」(200m)です。120万個の電球で光のトンネルが作られていて、中へ中へ吸い込まれていく感じがして綺麗でしたよ。


『日本の四季』をテーマにしたイルミネーションです。これは、白一色になり始め雪が降り出してりる景色ですね。



は、眩いばかりの緑の風景です。ギターのバックミュージックと四季折々で変化するイルミネーションは幻想的でとても良かったです。 


『宝石箱』LEDのトンネル(100m)です。幻想的に光り輝いてついうっとりしてしまいます。

見終わった後、里内のレストランで食事をして帰路につきました。

さすが長島リゾート!お金を充分にかけてますね~。 入場料が安く感じました。(笑)

また、来年も行きたいですね。


紅葉を見に行きました。

今年は寒暖の差も激しく紅葉もピークが遅いみたいですね。

休診日に 愛知県東部(瀬戸市)では有名な紅葉観光スポット、定光寺公園岩屋堂公園へでかけました。

治療院のある緑区からは、名古屋第二環状自動車道と国道302号も開通したので、瀬戸までは行くには便利になりましたね。

公園内は落ち葉が多かったですが、ところによっては綺麗な紅葉が見れました。

日頃から室内にこもっていますので、やはり外は、特に自然の中はいいですね♪

 

 

ナラティヴ医療ことはじめ

11月20日(日)鍼灸カウンセリング協会による 中川 晶 先生のご講演がありました。

演題は 「ナラティヴ医療ことはじめ」ということでした。

「ナラティヴ」とは、正式には「ナラティヴ・アプローチ」は、心理療法の一派をいいますが、医療の分野で最近特にクローズアップされてきました。

中川先生がイギリスで ジョン・ローナー先生に学ばれていた事柄を、鍼灸の臨床の中で活かせるよう、参加者で小グループをつくりロールプレーを実践してもらいました。

最新のナラティブ・アプローチは、今までのカウンセリング技法のような受動的な対応ばかりではなく質問法が大切だということです。

 

さて、今までの医療は、病気や症状に対して 「客観的な根拠・エビデンス」を要求するものでした。

病院などで 生物学的な検査(血液検査、レントゲン、病理検査など、はっきり裏付けができる検査)が決め手になり、癌であれば手術・抗がん剤・放射線治療などの標準治療、胃炎でピロリ菌が発見されたら抗生剤・・・などなど。

はっきり検査結果に異常が示されれば統計的にも確実性のある治療法を切れ味よく実施できます。

しかし、診療所やクリニック、鍼灸院で多くなりつつある慢性疾患・神経症・心身症においては、とたんに歯切れが悪くなります。

何故でしょうか?

今回の演題である「ナラティヴ・アプローチ」とは、病気物語ということですが、治療者が患者さんにはエビデンスとナラティヴというバランスのとれた関わり方をすることで、満足のいく医療となると思います。

10年前くらいに 当協会のニュースレターに中川会長が“治療と癒し”ということで、ナラティヴという言葉こそでてきませんがおおまかな内容が述べられています。

 

『 元々我 が国では心身一如という考え方があって古くから鍼灸師はココロとカラダを同時に診てきました。

しかし、近代に入ってからはカラダを機械として考える見方 が一般化してきました。

そのおかげで診断や治療は精密になったのですが、ココロの治療からは遠ざかっていきました。

現代医学でも同様です。

しかしココロ を無視した医療はいま曲がり角にきています。

その反省からか時代はココロの専門家を求めるようになりました。

それが臨床心理士なのかもしれません。

しかしココロが無視されているからといって、ココロの専門家(臨床心理士・カウンセラー)の養成をするというのはあまりに安易な方法です。

何故ならココロとカラダは一体のもので切り離して治療するというのは無理があります。

日本人はココロの問題をカラダを通して表現するという複雑なやり方をしがちです。

例えば、最近肩こりがひどくて・・・、なんだかよく眠れない・・・、食欲がなくって・・・、身体がだるい・・・ などと表現されます。

日本ではココロの病気は恥ずかしいものとされている風潮があるので、素直にココロのトラブルを表現出来ません。

その結果、肩こり・腰痛・頭痛などの身体症状としてココロのトラブルが出てくることが多いのです。

身体症状は臨床心理士では分かりません。

鍼灸にくる患者さんの多くがストレスを訴えるのは身体的な治療を通して心理治療(精神的な問題もいっしょに考えながらの治療)をして欲しいという現れです。

しかし、現在の鍼灸教育ではココロに関する科目はきちんと教えられているところは非常に少ないのが現状です。

そこで、きちんとした 形でココロに関する勉強(精神医学・臨床心理学・心身医学など)をしていただいて日々の診療に役立てて頂こうという趣旨で鍼灸カウンセリング協会を設立しました。

さて、鍼灸カウンセリングの基本的な考え方というのは「治療」よりむしろ「癒し」を大事にしていこうという立場です。

それでは「癒し」とは何かということについて少し考えてみました。

以下の文章は「現代福祉科学事典」という書物に筆者が「癒し」の項目として書いたものです。

現代医学において「癒し」という用語が用いられることは希です。

専ら「治療」という言葉が使われます。

「治療」と「癒し」の違いは何かというと働きかける対象が異なるということです。

すなわち「治療」の対象が客観的な生物学的過程である「疾病」(Disease)であるのに対して「癒し」の対象は主観的な心理、社会的過程である「病い」(Illness)やもっと広い意味に取れば「患い」(Suffering)ということになります。

「癒し」で重要なのは相手の主観的な部分に働きかけるということです。

「癒し」の基本のひとつは相手の「こわばり」「こだわり」を解いて、安心できる状態に回帰させていくことであります。

「こだわり」「こわばり」というのはとりも直さず主観なのです。

 

「癒し」という言葉は宗教的な響きを含み、原義としての対象は医療問題に限定されるものではありませんが、近年医療人類学においては「疾病」(Disease)と「病い(Illness)が区別され、「病い」に対応する言葉として「癒し」(Healing)が定義されています。

「癒し」は治療者が施すという一方通行の関係ではなく、患者と治療者が協力して作り上げていくものであります。

ここで重要なのは患者と治療者が共有する価値体系あるいは信条体系です。

つまり患者の主観の中で苦悩が軽減されるためには、どのようなことをするのが価値をもつのか、あるいはどのような信条が苦悩の軽減に役に立つのかを治療者・患者の双方参加で考えて実践することです。

「癒し」という実践のなかで留意すべきことは治療者側の構えであります。

ともすれば治療者は自分の知識の枠内に患者を導こうとするあまり患者に対する聞き方がクローズド・クエッション(答えが「はい」か「いいえ」となる問い方)になりがちですが、「癒し」は双方参加が原則であります。

オープンド・クエッション(答えが「はい」「いいえ」ではなく考えを述べねばならない問い方)を心掛ける必要があります。

現代医学は生物科学を基礎において著しい発展をとげ、その応用として医療を位置づけてきました。

確かに急性疾患や外傷に対して現代医学はその有効性、卓越性は疑うべくもありません。

しかし、慢性疾患・神経症・心身症といった病気に対しては突如切れ味が悪くなります。

何故かというと、これらの疾患では主観が病気に深く関わっていて、客観的であることを旨とする生物科学は立ち往生してしまうからであります。

主観的なものを客観的な方法で扱うことには無理が生じます。

結局、病気の客観化できる部分にだけ焦点を当てた治療が行われることになり、その他の部分は切り捨てられることになります。

エンゲル( Engel,George)は現代医学の生物科学万能主義を批判して「プロクルテスのベッド」を引用しています。

プロクルテスというのはギリシャ神話に出てくる盗賊で、旅人を捕まえては用意したベッドにくくりつけるのですが、旅人の足がベッドより長ければ切り落とし、短ければ引き延ばしてベッドと同じ長さにそろえて楽しんだといいます。

生物科学万能主義(現代医学)からは「癒し」という発想は出てくることはありません。

 


円形脱毛症の症例

当院では円形脱毛症の治療もしています。

世間一般では、鍼灸 = 円形脱毛症の治療??? ではないのでしょうか。

それなりの症例数も経験していますので、他の治療院よりは効果も期待できると思います。

日本皮膚科学会の【円形脱毛症診療ガイドライン2010】では、円形脱毛症には鍼灸は《推奨度:D、推奨文:行うべきではない》、とされております。

しかしガイドラインは、円形脱毛症に対して鍼灸治療が無効あるいは有害であることを示す良質のエビデンス(客観的な根拠)は示されておりません。

社団法人 全日本鍼灸学会が 『円形脱毛症診療ガイドライン2010』日本皮膚科学会の鍼灸治療に対する抗議文 としていますが、日本皮膚科学会からは返答がありません。

ガイドラインは、薬を使ったり、高価な医療機器を使用する治療法が上位をしめています。

なんだか企業の利害関係がプンプン臭ってきますね。

「有効性の統計学的な検定は、臨床家にとって、あまり意味がない。効いたか効かなかったかは、実感としてすぐに認識できる。」
と、社団法人 元日本東洋医学会会長 故代田文彦先生は語られています。

代田先生の言われるように我々臨床鍼灸師が日頃から感じていることです。

 

患者様の承諾が得られましたので、脱毛症の軽減経過を画像でアップしますね。

 

第63回日本良導絡自律神経学会学術大会 に参加しました!

10月15(土)~16日(日)に東京の首都医校で開催された第63回日本良導絡自律神経学会学術大会 に参加しました!

今回の学会は東北の郡山市で開催予定でしたが、東日本大震災と福島原発による影響の心配から 急遽 開催地を東京に変更ということになりました。

内容は、

会長講演: 「ペインクリニック領域疾患における交感神経との関わり」 内野 博之 先生(東京医科大学麻酔科学教室主任教授)

特別講演:: 「漢方の湯薬による治療」 三潴 忠道  先生(福島県立医科大学教授)

教育講演: 「温泉医学の科学的根拠について」 前田 眞治 先生(国際医療福祉大学教授)

実技講演: 「良導絡疾患別実技」

実技講演: 「良導絡入門実技」

一般口演: 20題

と、会場変更があったにもかかわらず充実した内容で、これも東日本支部役員の先生方のご努力の賜物だと思います。
本当に御苦労さまでした。

今回私も、実技講演の司会としてお手伝いをしました。

懇親会場は、同じく新宿にある 夜景の綺麗な小田急ホテルセンチュリーサザンタワー21階で催され、
ビンゴゲームありベリーダンスショーありと楽しむことができました。(食事も美味しかったですよ)

 

◆「漢方の湯薬による治療」 三潴 忠道  先生

 

◆懇親会にて 中部支部の先生方(右から2人目が松森)

 

◆私です。実技講習の司会として 後藤公哉先生、加藤信也先生のご略歴の紹介をしています。
(小さい画像しか撮れなかったです。残念!)

 

◆麻酔科医:加藤信也 先生による実技講習
(麻酔科医師という立場から鍼をうつポイントを教えていただきました)

 

◆首都医校学科長“ミスター良導絡”森川宥和先生による直流電気鍼の実技指導
(熟練した技を披露されました)

(社)全日本鍼灸学会第29回中部支部学術集会に出席しました。

9月25日(日) 名古屋駅スグにある ウインクあいちで開催されました、(社)全日本鍼灸学会第29回中部支部学術集会に出席してきました。

私は、良導絡医学会や(社)日本東洋医学会などに縁が深いために、久しぶりの中部支部主催の学術集会です。

過去に私は、(社)全日本鍼灸学会愛知地方会において 第193回平成13年3月4日 症例検討会 「胃がんの術前・術後のノイロメトリーの測定値と血圧の変化 」、平成14年第198回 3月3日「良導絡治療 腰痛症における直流電気鍼(EAP)の応用」として発表しています。

その当時と比べると、若い学生さんや鍼灸師の先生方が多く活気ある会場となっていました。

※デジタルカメラの日付が1日前の24日になってしまいました。ご了承ください。

9月の良導絡中部支部講習会

9月18日(日)名古屋市中区金山で良導絡中部支部講習会が開催されました。

講師は、稲沢市にある中和医療専門学校の学科主任 清水洋二 先生でした。

先生は婦人科領域を特にご研究をされて 不妊治療などの興味深いお話しを聞くことができました。

今後鍼灸業界でご活躍されることと思います。

講演後 金山総合駅にある居酒屋さんでごいっしょすることができ有意義な時間を過ごすことができました。

清水洋二先生 ご講演お疲れさまでした。

※下記写真の日付が1日前の17日になっていますが、設定の間違いです。