院長のブログ
6月 日本良導絡自律神経学会中部支部講習会開催!
6月20日(第3日曜日)の講師は関西医療大学の遠藤 宏 先生に 「良導絡測定からみる弁証」 ということで御講演を願いしました。
弁証(べんしょう)とは、西洋医学の診察、診断を総合したような概念で、東洋医学では弁証に基づき治療方針をたて、治療を実施します。
ですから 単純に自覚症状のある患部や凝り、痛みを感じる部位にだけに治療を施しているだけではないのです。
きちんと理論だてた東洋医学的な診たてや治療法があるわけですね。
現代医学に東洋医学の思想を加味した良導絡理論では、皮膚に微弱な直流電流を流して故 中谷義雄博士が創作した良導絡グラフ(ノイロメトリー)を基に治療方針を定めていきます。
ノイロメトリーは自律神経の交感神経の興奮性を診ているわけですが、遠藤 宏 先生によると、その興奮性は東洋医学の弁証と共通性を見いだせるとお話がありました。

第61回日本東洋医学会学術総会シンポジュウムの座長を務めました!
6月4日~6日の3日間にわたり、愛知県・名古屋国際会議場において、第61回日本東洋医学会学術総会が2791人の参加者を集めて行われました。
私は 末盛クリニック院長 伊藤 嘉記 先生 と シンポジュウム12 「鍼灸の自律神経に対する効果」の座長を務めました。

シンポジストの先生方は、岐阜県鍼灸師会元会長 南谷旺伯 先生、 筑波技術大学 野口栄太郎 教授、 筑波技術短期大学元学長.名誉教授 西條一止 教授、 国際医療福祉大学 黒澤美枝子 教授とそうそうたるメンバーでした。

南谷先生は昭和の名鍼灸師である井上恵理先生の数少ない内弟子にあたります。
先生が長年研鑽されている散鍼(左手で皮膚上をさすり、揉みながら経絡やツボを探り、その後に右手で保持していた鍼で皮膚表面を突っつくように刺激を与えるもの)は、事前に動画撮りをされたものをスクリーンに映写され、華麗な鍼さばきに観客一同魅了されていました。
ご参考までに 医道の日本社の 南谷先生の散鍼 動画 がアップされました。
私にとっても勉強になったシンポジュウムでした。